2022.04.01

LPとは 〜LPの基礎知識やメリット・デメリットを解説〜

今回はLP(ランディングページ)とは何かについて初心者にもわかりやすく解説していきます。
LPの意味や目的などの基礎知識、メリット・デメリットについても説明しているので、
LP制作に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください!

そもそもLPって何?

LP(ランディングページ)とは、購入やお問い合わせといったコンバージョンの達成に特化したWebページのことです。
縦長の1枚完結のページで、Web広告と組み合わせて運用します。
LPは特性上、コンバージョンが得られやすく、売り上げアップに直結します。

LPの基礎知識

LPの意味

LPとは、ランディングページ(Landing Page)のことで、直訳すると「(訪問者が)初めに着地するページ」のことです。
広義の意味では、リンクやWeb広告、検索エンジンなどから流入してきたユーザーが最初に閲覧するWebページ全般を意味し、狭義の意味では、申し込みや問い合わせなどのアクションを誘導するために、商品・サービスの紹介を1ページほどでまとめたWebページのことです。
Webマーケティングの場面で使われるのは、多くの場合後者の狭義のランディングページのほうです。

LPの目的

LPの目的は、ユーザーに購入や申し込みといった「コンバージョンをしてもらうこと」です。
Webサイトの目的は、企業によって「企業案内・商品紹介」「認知拡大」「企業ブランディング」など様々ですが、LPの場合、どんな企業のLPであっても、目的はコンバージョン達成に絞られています。

LPの特徴

LPの特徴は大きく分けて3つ挙げられます。

  1. 縦長のレイアウトである
  2. デザイン・色は目立つものが多い
  3. 他のページへのリンクが少ない

縦長のレイアウトである

LPは集客からお問い合わせのアクション誘導までを単独でおこなえるように設計されています。
商品やサービスの訴求を、優秀な営業マンのセールストークのような順序で簡潔にすすめ、できるだけ離脱を防ぐために縦長のレイアウトとなっています。

デザイン・色は目立つものが多い

企業Webサイトと比較すると、LPは目を引く色を積極的に使用し、インパクトのあるデザインで作成されます。
また、サクサクと縦長のページをスクロールしてもらえるようにテキストよりも画像を積極的に活用しています。
総じて、チラシやCMなどに近い、広告的要素を強めたデザインになることが多いです。

他のページへのリンクが少ない

LPでは一つの商品に絞った情報だけを表示し、他につながるボタンは「申し込み」や「購入」だけにします。関連商品のリンクや自社サイトへのリンクなどは原則として配置しません。こうすることで、選択肢を少なくし、違う情報に注意をそらせることなくコンバージョンに直結する決断に集中させやすくしています。

ホームページの特徴
LPと意味を間違えやすい単語にホームページがあります。
ホームページとは、ユーザーへの情報提供を目的に複数ページで構成されたサイトのことを指します。企業サイト、ECサイトなどは全て“ホームページ”に分類されます。
LPの方がページの訪問者に必要な情報のみを簡単に届けられるという違いがあります

LPを制作するメリット


LPを作成するメリットとは何でしょうか。
ここでは、他の広告にはないLPのメリットを4つ紹介します。

  1. コンバージョンの向上が見込める
  2. 離脱者が少ない
  3. 理想的な順番で情報を伝えることができる
  4. 成果の把握やLPの改善が比較的簡単にできる

コンバージョンの向上が見込める

LPはコンバージョン(CV)を得ることに特化して情報をコンパクトに集約しているため、何かしらの興味・関心を持った訪問者に適した内容となっています。ターゲット層やニーズを想定できることから消費者心理に沿った内容を制作しやすく、CV率を高められます。

離脱者が少ない

LPには通常リンクを設けないため、離脱者が少ないことが特徴です。
売りたい商品を1つに絞って紹介しているため比較検討の迷いが生じにくく、離脱者を最小限度に抑えられます。

理想的な順番で情報を伝えることができる

LPは縦長の1ページで構成されます。下にスクロールしてもらうことで、

・「こんな悩みはありませんか」(注意喚起)
・「この商品のメリットは○○」(解決策をアピール)
・「今なら割引中」(購入の後押し)

などのように、注意や興味を高める理想的な順番で情報を伝えられます。

成果の把握やLPの改善が比較的簡単にできる

LPは内容量が少ないため、「なぜアクションが少ないのか」「改善点はどこなのか」などがHPに比べて分析しやすいです。
たとえば、離脱者の閲覧時間が短い傾向があるなら、キャッチコピーや注意喚起の部分に問題があるかもしれないなどと推測できます。

LPを制作するデメリット


LPを作成するデメリットとは何でしょうか。ここでは、LPを制作する際のコスト面や流入経路などのデメリットを3つ紹介します。

  1. 直帰率が高い
  2. コストがかかる
  3. SEO対策は期待できない

直帰率が高い

LPの最大のデメリットは直帰率が高いことです。
直帰率とは、最初にアクセスしたページしか見ずに訪問者がホームページを離脱した割合のことです。
LPではコンバージョンに直結するページ以外のリンクを極力排しているため、他の関連ページなどに訪問者が回遊できないので、直帰率が極めて高くなってしまいます。
また、縦に長いページになるので途中で飽きて離脱する訪問者も多くなります。

コストがかかる

LPにおいては、デザインの出来がコンバージョン率を大きく左右します。
しかし、訴求力が高いインパクトのあるデザインを初心者が制作するのは簡単ではありません。
制作費用は1ページあたり10万~40万程度が相場です。

SEO面で弱い部分がある

LPは目を引くデザインを優先させるため、テキストは少なめです。
検索エンジンの評価においては低レベルのコンテンツとみなされやすいため、検索上位に表示されることは多くありません。

まとめ

今回はLPの基礎知識やメリット・デメリットを解説しました。
LPとは、申し込みや問い合わせなどのアクションを誘導するための商品・サービスを紹介したWebページです。
メリットとデメリット、両方を理解した上でぜひ良いLPを作ってください。
また、D-webでもLP制作を行なっています。ご興味のある方はぜひお問い合わせフォームよりお問い合わせください♪

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